« 大脳とココログ | トップページ | 未来への希望 »

2004年1月25日 (日)

行動と言葉

最近、いろいろなことがこころの状態できまると感じている。精神論をふりかざすつもりはもうとうない。抽象論にもおちいりたくない。ただ、こころの問題は、こころの持ち方の問題は、いま自分がどう行動するかということに直結しているということを言いたい。今目の前にあることに集中してとりくむことがどれだけ大事かを、日々実感している。以前は、お客様とお話していてもどこか上の空で、「次の予定にまにあわない」とか「営業の成績をどうやってあげようか」などと、こころは全然別なことを考えていた。これでは、成績があがるわけがない。今しかできないこと、いま目の前にあること、これを大事にする。ひとつのことを一生懸命やっているときは、他のことはすべて忘れてしまう。いまこの時に自分の全力をかたむける。こだけのことで、どれだけ多くのことが達成できるかわからない。

こころがひとつのことに集中するということは、ことばの意味もクリアになるといことだ。たとえば、以前は、「モットー」を唱和していても、ほんとうにおざなりで、口先で話していてこころの底におちることがなかった。いまは、唱和していると、このことばが、5S運動や、PDCAサイクル、5W2H、あるいはもっと目前で解決しなければならない問題の解決策につながっていくのを感じる。ホテルの運営をしていても、「もうひとつの我が家へようこそ」というキャッチフレーズや、「来る人には楽しみを 帰る人にはよろこびを」という額の言葉が、自分の行動に直結している気がしてならない。

よいことば、人から繰り返し唱えられていることばには、行動が内在している。ひとつの言葉を発することは、そのままひとつの行動を自分に誓うこと、ひとつのことばに集中することは、ひとつの行動を実践することなのだと、感じている。言葉は行動でなくてはならない。もっと具体的、科学的にこの真実を話すべきなのだが、いまこのことばが私に発することのできることばだ。まだ私には言葉と行動が足りないようだ。

ひとつの行動に集中するということの連続は、「今日の日は、今日にて足れり」という心境につながる。いまできることをすべてやりきるという行動の連続で、一日を作ることができれば、自分にとってそれ以上の一日はない。なぜなら、(逆説めくが)いまを精一杯いききるという生き方以上の生き方はありえないからだ。過去はすでにすぎさってしまい、今はない。未来は、まだいま来ていないので、あまりにも不確かだ。いまひとつのことに集中して、いま自分にできるすべてを、自分の能力の限りをつくしているなら、それ以上の今はない。一日とはじつはこうした今の連続でできているのだ。

ある格言に「今日という日をつかみ取れ」とある。まさにこのことばこそが行動である。つかみ取った今日という果実をむさぼりくらうつもりで、今を生きたい。

<参考>

5S 

整理: あるべきところにあるべきものがある
整頓: どこになにがあるか一目でわかる
清掃: 掃除をする習慣ができている
清潔: 整理、整頓、清掃がつねに保たれている状態、保つための工夫
しつけ(習慣化): 以上の4つが身体にしみこんでいる

5W2H 

WHAT:(なにを) 対象は?相手の名前は?提出宛は?
WHEN:(いつ) 期限、納期は?どのタイミングで?工程を立てているか?
WHERE:(どこで) 対象場所は?受け渡し、納品場所は?待ち合わせの場所は?特定されているか?
WHO/WHOM:(だれ、だれに) 誰がやるか?誰に提出するか?担当者は?責任者は?
WHY:(なぜ) 目的は?なんのためにやるのか?達成すべき成果は?
HOW:(どのように) 方法は?おさえるべき工程のポイントは?
HOW MUCH:(いくらで) 予算は?支出、収入のタイミングは?

PDCAサイクル

Plan: 計画する
Do: 実行する
Check: 計画の成果、結果をチェックする
Action:必要な改善を行う
サイクル: 以上の4つが常にサイクルとして回っている状態

15/12/31

|

« 大脳とココログ | トップページ | 未来への希望 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 行動と言葉:

« 大脳とココログ | トップページ | 未来への希望 »