欧米のアジアマーケティング戦略
タイに来ている。たった、48時間あまりの滞在。仕事の...
もっとも、これをココログに載せる時には、日本にもどっているはず。
バンコクのBTSの駅で、「ラストサムライ」の大々的な広告をみた。ふとおもったのだが、ここのところリメイクやらで低迷しているハリウッドにとってアジアの顧客を掘り起こすことは結構課題なのではないだろうか?アクションものやSFチックな作品が頭打ちしているように思える。一方、ここタイでも感じるのだが、アジアの所得水準はどんどんあがっている。ほんとうに、下手をすると3〜4ヶ月分の給与に値するはずの携帯電話を誰もがつかっているのをみるっとびっくりしてしまう。ショールームでは、すでに薄型の液晶テレビが並べられている。アジアの顧客に訴えるマーティング戦略は、欧米の企業の今後の売上増加を見込むためにはとても大事なはずだ。
読み過ぎかもしれないが、渡辺謙のゴールデングローブ、アカデミーノミネートというのは、その線上にあるのではないだろうか?日本の潜在的な幅広い顧客層に、ラストサムライで謳われた日本の伝統的な武士道、美的感覚は、十分に訴えたはずだ。その上、日本の俳優が何十年かぶりにノミネートされたとあればますます話題は沸騰し、興行的にラストサムライが成功する。昨年末の日本公開というタイミングもかなり絶妙だ。
と、ここまで考えたとき、その先例なのかもしれないとおもったが、ノモであり、イチローなのではないだろうか?彼らは十分に大リーグでスポーツ選手として成功を納めたが、それ以上に大リーグが日本の市場で成功を納めたとはいえないだろうか?日本人の欧米での成功の裏に、欧米企業のアジアマーケティング戦略が見え隠れしているような気がしてならない。
■参照リンク
・ラストサムライにみるグローバル化 by 田辺有輝
・[書評]サムライと美
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