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2004年3月18日 (木)

政治への参加

なんかどうもここのところ、自分のブログへのアクセスを気にしてみたり、自家中毒的な記事を書いてみたりしていて、不健康だ。当ブログのテーマである、「自己をならふというは、自己をわするるなり」に全然なっていない。やはり、きちんと自分の問題意識にそったことをやるべきだと思った。そうそう、ココログのアップグレードに伴ってちょっと自分の仕事に近い企画を準備しはいじめていたりする。こういうい風にすすむほうがもっともっと健康的だ。

昨日、ある人と話した。政治とかって、遠いように思えても実はかなり身近に存在するのだなと、あらためておもった。実際に、地方であれ中央であれ、政治にかかわっている方のお話を聞いていると、すくなくともその人たち自身の仕事と生活は、案外我々たちの身近なところにあることが多い。政治に関わる人たちというのは、なにか特別なものなのだとベールをかぶせて、恐れおののいてしまっていることが、政治への無関心や、我々の世代の政治への無力感につながっているような気がしてならない。アクセスしようとおもえば、そういう人たちはそこにいる。政治もそこにある。

身近に政治のゴシップやら、政策を聞くとあらためて思うのは、政治の実体というものはごく日常的なものの連続で、それをマスコミやら、広い意味での官僚やらが、針小棒大に拡大しているだけだと思えてくる。我々のささやかな職業よりは影響範囲が広いかもしれないが、それでも人間のやっていることには違いない。理想もあれば、欲得もあるし、保身もある。政治家だって、一日24時間しかないなかで、自分の目と鼻と口と手と足でやっている。

こう思う背景には、自分自身を含めて、いまの30代以下の世代は、上の世代に飼い慣らされてしまっているような気がしてならないことがあるように感じる。死語になってしまったが、新人類とかいわれながら、我々の世代は、なにもあたらしいものを世の中に持ち込めなかった気がする。しかし、「つかいっぱ」(使われっぱなし)の状態にあるからといって、目の前の仕事と、楽しい趣味に走って自己満足していていられるほど、事態は楽観できる状態ではない。日本は、急速に年老いていっている。

ここまで書いていまかなり悩んでいる。文章を書く途中で悩んでいるのでは、「自己をならふというは、自己をわするるなり」という趣旨に反する。しかし、自分を政治へコミットすることを想像してみるに、一体自分の立場でなにができるのか?いまある一切合切を捨てて政治家にチャレンジするだけの根性があるのか?大体選挙を勝ち残れるのか?他の政治家となんの差別化がはかれようか?じゃあ、既存の政治家とつるむのか?一揆を起こすのか?疑問というより疑惑で自分がいっぱいになってしまった。

「じゃあ、身近なところからはじめよう!」と、開き直るのはよくあるパターンだが、これも私はよしとしない。なぜなら、これは逆の欺瞞だからだ。自分が無力だと最初に宣言してしまっているように私は感じる。最初から、政治というトーテムポールに飲まれている姿勢だからだ。かといって、100%政治にコミットして、政治家になれるわけでもない。

だから、私は、政治に対してストレートに関わることというのは、まず政治にコミットすると宣言することだと思う。人と具体的な政治の話しをすることだって、十分立派なコミットだと私は思っている。自分が将来やりたいことに、政治はこうコミットすべきだとか、こういう不安があるんだから、こうせいとか、国はこうあるべきだとか、口にしてはならない理由はない。自民党だって、自民党員を募集しているだろうし、私は絶対なろうとおもわないが共産党員だってなろうとおもえばなれるだろう。それも、より積極的にかかわる方法だ。もっと、元気と時間があれば、自分の地域から選出されている地方議員でも、代議士でもつかまえて話をしてみてはどうだろうか?案外、政治家ってそういうのに飢えているらしい。自分たちだけでつるんでいるから、案外古いタイプからぬけだせない、発想を変えられないらしい。

そうそう、結局私はサイレント・マジョリティーというのがどうも気に入らない。そういうことだ。

おっとっと、そう、この記事は、nimさんとの意見交換から書かれている。nimさんのご意見とかなり通低和音していると信じている。

■参照リンク
nimさん、ありがとうございます。
ふじすえブログ by ふじすえさん
安倍晋三幹事長
河野太郎議員
古川元久議員
河村たかし議員
だいちゃんぜよ by 橋本大二郎知事 @ ココログ(!)

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コメント

nimです。
コメントどうもありがとうございました。
またまた、ひできさんの文章を読みながら、そうは言っても自分が政治家の方々のWEB活動についてあまりに無知な事に気付き、すこしWEBで活動されている政治家の方々の実態を自分で調べないとという気になっています。
まずは、もっと現実を知らなければ。

投稿: nim | 2004年3月19日 (金) 11時00分

こんにちは。

>自分の地域から選出されている地方議員でも、代議士でもつかまえて話をしてみてはどうだろうか?案外、政治家ってそういうのに飢えているらしい。

全くその通りです。それも制令指定都市クラスの議員であればなお良いですよ。ある程度中央に通じているし、所謂支援者の些末な用事に振り回されてもいませんから、割と耳を傾けてくれます。
ネット上での遣り取りを希望されているのであれば、国会議員の中には自分の会員制コミュニティサイトを持っている人もおりますから調べてみるのも良いのじゃないでしょうか。
ただ何れにしても完全な双方向の遣り取りを望むのなら、支援者として活動するのが一番良い方法ではありますけれど。

トラックバックのおかげで面白いサイトを知ることが出来ました。どうもありがとう。

投稿: Electric Womb | 2004年3月20日 (土) 04時44分

Electric Wombさん、

はじめまして。いらっしゃいませ。

そうなんですよ、この企画ってnimさんのとのやりとりから生まれていまして結構いろいろ発展しそうな気がしています。以下、nimさんの記事です。

http://homepage.mac.com/yes_nim/iblog/C79312122/E1402611193/index.html">Re:インターネットと政治
http://homepage.mac.com/yes_nim/iblog/C1556852218/E1340089307/index.html">政治家のWEBサイト

実際の代議士のWEBとか読んでいると、結構年も近いせいか同じようなことを感じてるじゃん!とか、感動ものです。

また、Wombさんのサイトにも御邪魔させていただきます。

投稿: ひでき | 2004年3月20日 (土) 19時25分

ひできさん、トラックバックさせていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: ふじすえ健三 | 2004年3月21日 (日) 00時26分

ふじすえさん、

さっそくのコメントとトラックバックありがとうございます。すごくうれしいです。最近、ほんとうに政治にかかわられている方が身近にいることを発見して、これはどんどん接触の機会を増やしていくしかないなと感じております。

あと、笑われちゃいそうですけど、最近、近現代史をもう一度勉強しなおす必要があるなと感じております。正直、時間がないなかで概観するには、http://hidekih.cocolog-nifty.com/hpo/2004/03/43.html">マンガとかよいなと発見しました。

ほんとうに今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: ひでき | 2004年3月21日 (日) 06時54分

nimです。
今朝、起きたらふじすえさんご本人からコメントを頂戴していて何事が起きたかと思いました。(笑)
なるほど、ひできさんのトラックバックが発端だったんですね。
しかし、こうして繋がるという感覚はやはりネットならではの感動だと思います。
こういう出会いは大切にしたいですね。

投稿: nim | 2004年3月21日 (日) 09時00分

なんか次々コメントしてますが

>結局私はサイレント・マジョリティーというのがどうも気に入らない。

激しく同感!
だから、何やらわからないなりに動いてみたりしているのですが。
でも、私は身近なところからしか始められません。
あと、最近の実感では小石でも投げるとその波紋が広がって、たくさんではないかもしれないけど、ちょびっとでも反応があるんだなー、ということですね。そこから何か次のステップがまた始まるかもしれないと言うか、そんな感じで。

たいていは小石すら投げないので、何も始まらないってことなんだなーと思いました。

投稿: Hireotte | 2004年5月21日 (金) 10時13分

Hiroetteさん、こんにちわ、

そーなんですよ。この記事が発端で、こんど文中のふすじすえさんとのオフ会をやることになりまして...ええ。

これも本当に小さな小石ですが、私なりに石を、意思をなげたいと思っています。

投稿: ひでき | 2004年5月21日 (金) 15時56分

国の借金800兆、借金の利払い毎年10兆円(国民1人80万)は誰のせいか、国民の大多数は国債を買っている銀行または少数の金持ちに利息を払うために働いているようなもの。これは政権をとり続けている自民党の完全な失政、官僚も同罪、自民党を支持している人間も当然同罪。自民党は責任をとって即、党を解散、議員は全員財産没収。官僚、公務員も同じ穴のムジナ、給料カットはもちろん、退職金も無し。自民党を支持している人間は借金の連帯保証人も同然、借金は自民党を支持している人間に払わせるべき。マスコミも同罪、どうして自民党のあきらかな失政、責任を追及しないのか、裏で金持ちと結託しているとしか思えない。
政権交代しかない、ネバダレポートにある通り、①②④は即実行。
①公務員の総数および給料の30%カット。ボーナスは全てカット。
②公務員の退職金は100%カット。
③年金は一律30%カット。
④国債の利払いは5~10年間停止。
以下略。

投稿: 太田副総理 | 2006年10月22日 (日) 22時41分

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