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2004年8月25日 (水)

[書評]素晴らしい世界 what a wonderful world!

うう、泣きそうだ...

m_um_uさんが以前記事を書いていらした本書を手に入れてから席の後ろのロッカーに積んだままにして何週間たったのだろうか?

クソ忙しく(もないか...)残業していて、ふと手にとって読み始めた。

ここには、本当に世界があった。人の生き様があった。

  「お前ら二人とも、それぞれそれでいいのさ。」

  「キミって子供だね。大人は大人で必死なのよ。」

  「逃げてねーよ・・・、これでも前に進んでんだよ・・・。」

  「・・・サービスです。」

  「誰ひとり自分が世界から消えるなんて考えてもいないのよ。」

  「『ああなんて素晴らしい世界だ』嘘でもいいからそう思ってみれば、昨日よりちょっと楽しい気分。かも、ですわよ。」

人は寂しく生まれて、寂しく死んでいく。これは事実だ。みなただ生まれ来て、いまここに生き、そしてどこかで死ぬ。これを意味がないと見れば、意味がないまま生まれ、意味がないまま生き、そして意味がないまま死ぬ。

本当の自分なんていない。自分なんて人から与えられるものじゃない、きっと自分でつくりあげるものなのだ。青い鳥だって、探しにいったからいまここで見つかった。探しに行かなければ、自分で行動しなければ、青い鳥を自分の家で見つけることはできなかった。

苦しみながら、つまづきながら人はあるがままで生きていく。いまあるがままの自分をひきづりながら、自分をなだめすかしながら、ときには立ち止まり、おびえて一歩も歩けなくなり、それでも死ぬまで生きていく。ここにこそ、素晴らしい世界がある。

m_um_uさん、ありがとうございます。美しく、そして素晴らしい世界を見せていただきました。

・「素晴らしい世界 1」、「素晴らしい世界 2」 by 浅野いにお

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コメント

あ・読まれたんですね
そして、読了直後のひできさんの感動がそのまま伝わってくる感じで、ぼくももう一回読み直したくなりました

ついでにいっちゃうと「ぼくんち」もかなりきますよ
http://morutan.blogtribe.org/entry-22e3146ba12916654405550107b07a32.html


投稿: m_um_u | 2004年8月26日 (木) 07時52分

m_um_uさん、こんばんわ、

ほんとうにありがとうございました。

やっぱり、読んですぐ書いたってわかります?正直、結構感動して、感動したままこの記事を書きました。

最初は、正直あのくまさんの頭が...いんやあ、ぱらぱらめくった段階でもああいう展開だとはまったく思いませんでした。

なんつうか、作者の方はまだ24くらいらしいですけど、ここまで人の人生が描けてしまうってすごいですよね。実は、雑誌の創刊の話しで泣きました...自分を見ているようで...

サイバラさんの作品はいくつか立ち読みしてます(笑)。なかなかこの人も別な意味で人生を描いてますよね。

投稿: ひでき | 2004年8月26日 (木) 19時40分

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