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2005年4月 7日 (木)

サバイバル・フレンチ 実用編 Francais pour survivre

とにかくフランスへ家族といっしょにいって無事帰ってくるという目標のために勉強した。結果的には、なんとか1週間のガイドなし個人旅行で欠員を出すことなく生還できた。

以下、かなりまちがい、いいかげん、強引な内容を含んでいるかもしれないが、自分が体験したフランス語について語りたい。

そもそも、私のフランス語との出会いは悲惨なものだった。大学の第二外国語で及第点ぎりぎりの散々な点だった。しかも致命的だったのは、LLの授業で先生から「きみのR(エール)の発音は、フランス語というよりアラビア語だね。」といわれたことだ。いまも心の傷になっている。

...まあ、いい。過去は捨てよう。

CDエクスプレス フランス語 by 筑紫 文耀さん

今の私の語学学習というのは、ひたすら耳で覚えて、話して暗記するというスタイルだ。大学の時は、よくこのことがわかっていなかったのが敗因だったともいえる。今回↑この本に付属するCDをテープに落として車で移動中に聞きまくった。シャドーウィングというのだろうか、聞きながらそれを口で追うことを繰り返した。家でもラジカセでひたすら繰り返した。iPodも、MP3レコーダーもつかわない「原始的」な方法だ。多分、これらの機器を使えばもっともっと簡単にシャドーウィングできるのだろう。

そして、耳で覚えたスキットを場面に応じて使う、使う、使う!もう、フランス行きの機内からできる限りフランス語を使った。

-Eau, s'il vous plait. (水をください) *1

-Il fait froid. (寒いんですが) [って、機内で天気のはなしじゃねぇだろう!って感じだったかな?]

でも、返ってくるのは英語だったり、「どうぞ!」という日本語だったりする...orz

マルセイユ空港に到着したのはもう夜だった。とにかく宿に着かなければならない。空港を出て薄暗闇の中タクシーの運転手さんに声をかけた。

-Bonjour! (こんにちわ!) [あ、考えてみればあの時間なら「Bon soir」だよね。]

-Bien sur! Tres bien. ぺらぺらぺら

思わずたじろいでしまったが、宿の名前と住所を見せたら納得してくれた。実は親切な運転手さんだった。運転手さんは、車中でフランス語の1月から12月までの月の名前を教えてくれたり、シラク大統領が親日だとかおしゃべりしたりした。8割方英語で...私はできるかぎりフランス語をしゃべろうとしているのに!

翌日から、とにかくトライ、トライ、トライ!とにかく朝でも、昼でも、お店でも、道ばたでも、マダムにも、ムッシューにもとにかく「Bonjour!」を連発した。目があっただけで、「Bonjour!」と声をかけた方でもにっこりわらって「Bonjour!」と返してくれたりした。「ああ、フランスに来てよかった!」と感じる瞬間だった。

Chambre d'hotのマダムともスムーズにあいさつできるようになった。

-Ca va? (お元気ですか?)
-Ca va bien? Et vous? (ええ、あなたは?)

そして、とてもとても素敵な笑顔!やっぱり、笑顔は一番の万国共通語だと深く感動した。

いくつかの出会いがあったが、それでもできる限りフランス語で話かけた。やはり、英語でいきなり話しはじめるようりも一言でもフランス語ではじめると、とても喜んでくれるのを感じた。はじめて会った人には<< je suis enchante de faire votre connaissance.>>というのが礼儀ただしい言い方だそうだ。でも、ひとこと!

-Enchante! (アンシャンテ!)

といいながら、握手をしてしまう。そして、sourire(スマイル)!いろいろお話して、お別れのときには、

-Bonne journee! Au revoir!

なぜだか知らないが、この「良い日を!」という表現がとても好きだ。

そうそう、若いgarconとかの間とかでは、確かにSalut!というのが「Hi!」くらいの感じで使われているようだった。

そうそう、妻が言った「フランス人って最初とっつきにくい感じがするけど、ちゃんとフランス語であいさつして話はじめるとすんごくシャイな笑顔をうかべて、親切に対応してくれたりするよね。」ということを私も実感した。

...

でも、

思わず、

-Vous parle anglaise? (英語しゃべりますか?)

と聞いてしまう場面もかなりあった。

かたことのフランス語では、センテンスが続くとそれだけで理解できないし、複雑なことはましてわからない、表現できない。特に食事の注文がかなり大変だった。フランス語はとにかく料理に関する語彙が豊富なように感じる。メニューを見ても全然わからない。ワインリストはもっとわからない。内容や種類を説明してくれていても、フランス語じゃさっぱり。なにはなくとも料理に関する単語は暗記していったほうがよいかもしれない。

困りにに困りきったときにはついつい「Vous parle anglaise? 」と聞いてしまった。

-Yes! English OK!

といわれると安心してしまう自分がいたもの事実だった。

ここまで書いてふと、この程度のフランスなら全然勉強しなくとも話せたし、往還できたかなという気になってしまった。やっぱり、トラベラーズカフェさんの段取りがよかったということなのかもしれない。ちとさびしい。

言葉に関する想いはまだまだつきない。多分、次回はもうちょっと語彙に関して感じたことを書く。

■参照

シャドウィング by noriさん 深く同感です!
語学 フランス語 by 美@nca 私のいいかげんなフランス語でなく、本当に役に立つ表現がいっぱいです。
pidooのちょっとフランス語講座 by pidooさん とぉっても参考になりました。ありがとうございました。
天国と地獄  by ふらんすさん 笑いました!
サバイバルフレンチ あはは、既に本家があったんですね。失礼いたしました。
■柱

*1

フランス語に詳しい友達から、「よくこれで通じたねぇ」というコメントがありました。トホホ。「eaa」だけでは普通通じないそうです。

これまた別なタクシーの運転手さんから指摘されたことだが(英語で...)「やっぱり、フランス語はグラメール(文法?)が大事だからねぇ。」ということだそうだ。やっぱり、基礎が大事なんでしょうね。

でも、こんなにわけのわからんフランス語をしゃべっている私を受け入れてくれたプロヴァンスの方々のやさしさに改めて感銘を受けてしまいました。

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コメント

 ひできさん、はじめまして。

 トラックバックありがとうございます。
 シャドーイングは今も続けています。最近は恥ずかしさもなくなってきて、どこでもブツブツ言いながら歩いています(笑)
 ひできさんのように習った言語を使うことはないので、シャドーイングの効果があるのかどうかわかりませんが、何となく、言葉がわかってきたような気がします。

投稿: nori | 2005年4月 8日 (金) 23時58分

noriさん、こんばんわ、

唐突なトラックバックを失礼いたしました。「シャドーイング」に対してちょうど私と同じように感じていらっしゃるように思いました。実はうれしかったです。

上の「CDエクスプレス」の書評にも「再履修を乗り越えさせてくれたのがこれです」というのがありましたが、これまた同感です。

なんというか、やはり言葉を学習する楽しみって知らない人とコミュニケーションできる体験かなとか思っています。あ、いや、そんなかっこいいことをいえるようなフランスのレベルでないんですけどね、なんたって「サバイバル・フレンチ」ですから(笑)。

投稿: ひでき | 2005年4月 9日 (土) 00時23分

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