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建築確認は何を確認(規制)するの?

都市計画施設の区域内で、10㎡以上の建築物を建築する場合は、建築確認をとることになっています。現在では、かなりの市町村まで都市計画というものが定められているので、建築物を建築するほとんどの場合は、建築確認が必要になります。おもしろいのは、すくなくとも条文中は、駅舎とか線路に関する建物は、建築物の扱いでないと建築基準法にかいてあることです。まだ、駅舎は立てたことが無いので、現実にどのように運用されているかわかりません。以前、建築確認は、警察の管轄だったと聞いているのですが、明治までさかのぼる省庁の権限分担のあり方の名残なのだと思います。

いずれにせよ、建築確認は、建てようとしている、あるいは改修、改築、増築しようとしている、建築物がきちんと法律にのっとっているかどうかを「確認」するために出します。建築確認に関連する法律とは、建築基準法や都市計画法があります。それぞれ、建物がどのような形であるべきか、日照をどのようにさえぎるか、防火上問題がないか、等建物そのものにかかわる規制、あるべき場所にあるべき用途の建物がたっているか、道路はきちんと通っているかなどの敷地に関する規制等があります。か、な、り、細かく規定されています。

<参照>
・関連建築基準法の条文

(建築物の建築等に関する申請及び確認)
第6条 建築主は、第1号から第3号までに掲げる建築物を建築しようとする場合(増築しようとする場合においては、建築物が増築後において第1号から第3号までに掲げる規模のものとなる場合を含む。)、これらの建築物の大規模の修繕若しくは大規模の模様替をしようとする場合又は第4号に掲げる建築物を建築しようとする場合においては、当該工事に着手する前に、その計画が建築基準関係規定(この法律並びにこれに基づく命令及び条例の規定(以下「建築基準法令の規定」という。)その他建築物の敷地、構造又は建築設備に関する法律並びにこれに基づく命令及び条例の規定で政令で定めるものをいう。以下同じ。)に適合するものであることについて、確認の申請書を提出して建築主事の確認を受け、確認済証の交付を受けなければならない。

「建築確認ってなに?」

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コンクリートってなに?

鉄筋コンクリートは説明しましたが、コンクリートそのものについては、まだ説明していませんでした。セメントとか、モルタルとか、コンクリートとか、建築では、いわれますが、コンクリートといわれるとき、どういう方法でつくるのか、どういうことに気をつけるべきなのか、考えてみましょう。

コンクリートは、セメント・水・細骨材・粗骨材でできています。セメントには、いくつかの種類がありますが、基本的には石灰でできています。古代人は、火山灰を焼いてセメントを作ったといわれています。ローマ時代には、既にセメントは建築材料に使われていました。3階建て、4階建てのマンションもすでにあったそうです。骨材とは、セメントに混ぜる材料のことをいいます。細骨材とは、要は砂ですね。粗骨材とは、砂利のような粒々の部分をいいます。水は、そう、ふつうの水です。ただ、強くて硬いコンクリートも、実は中性化してしまうともろくなってしまうので、どの材料にも塩や不純物がはいっていないことがとても大事です。

コンクリートは、どろどろの状態でプラントから出荷され一定時間以内に、建築現場で形枠の中にうちこまれます。この時、勘違いしがちなのは、乾燥するから固まると思いがちですが、実はコンクリートは化学反応で硬化します。ですから、水の中でもコンクリートは硬化します。化学反応はとどまることなく続くといわれています。ですから、中性化などしないかぎりコンクリートは非常に安心できる建築材料だということです。

コンクリートの強さは、基本的には水とセメントをどのような比率でまぜるかが一番大きな要素となります。ちなみに、この比率を水セメント比といいます。どのような混ぜ合わせ方、どのような比率で材料をまぜたかは、「配合報告書」といわれる出荷資料に記載されます。官庁や建築確認に基づく検査では、これらも確認されます。

また、コンクリートを打つときには、サンプルをその場でとって、何週間かおいたあと強度試験をすることになっています。建物はこわすわけにはいきませんが、サンプルは破壊検査という実際の強さをきちんと測定することができますので、実際のコンクリートの強さを計ることが出来ます。

コンクリートも他の建築材料と同じで、きちんとメンテナンスすれば非常に長期にわたって安心して使えます。最近では、コンクリートの検査技術やメンテナンス技術も普及してきました。一方、酸性雨などの心配もあるので、コンクリートの建築物を作るときは、コンクリートを保護するような表面の仕上げや例え10年に一度でも計画的な検査などをあらかじめ考えておいたほうが良いでしょう。

<参照>
三和興業株式会社さんのコンクリートのQ&A

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[本の紹介]ライフ・アンド・ホーム -ライトの生涯と住まい-


「ライフ・アンド・ホーム―その生涯と住まい フランク・ロイド・ライト スタイル1」
 カーラ・リンド 著

「あっ」思わず声をあげそうになりました。この本の年表にライトの生年月日が、1867年6月8日と記されていることを発見したときのことです。実は、私は66年6月8日の生まれです。好きで好きでたまらないライトと自分の誕生日が99年違いで一緒だと思うととてもうれしいです。

よく言われるように、ライトの生涯は波乱に満ちていました。3人もの妻、経済的な葛藤、さまざまなスキャンダラスなエピソードとうわさにいろどられた忙しい人生のなかで、どうして1000件もの依頼を受けられたのでしょうか?しかも、その多くをこんなに美しく、気品あるものとして仕上げることができたのでしょうか?天の配剤としか言いようがないように思います。

この本は、ごく控えめに品位を失わずにライトの生涯を静かに描いています。建築家らしく、彼の自宅に多くの頁を割くことにより、この本を読む人は、鮮明にライトの生涯を思い浮かべることができるでしょう。

カーラ・リンドの著作 by Amzon

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[本の紹介]建築の七燈


「建築の七燈」 
 ジョン・ラスキン 著

正直、この本について書く資格は私にはないように思います。現代の建築の状況を見たらきっとラスキンは卒倒するくらい、19世紀の建築の考え方と20世紀、21世紀の建築は変化してしまったのだと感じるためには、一読するのもよいかもしれません。

私の理解では、ジョン・ラスキンという人は、本書でその才能をいかんなく発揮しているように美術史家であり、経済学者であったということです。以前、ある人から依頼を受けてラスキンの古い経済とか、多分労働組合に関する「Unto This Last」という本を図書館でえらく苦労しながら探したことを思い出します。その頃は、ラスキンが建築に関する著作があるなんて知りもしませんでした。とにかく多才な人であったようです。

いま、建築にかかわる仕事をしていると、この19世紀にすら古典的であった様々な建築物について書かれた本を読むと、胸が非常にいたみます。ラスキンいわく、

「現代の建築家と建設業者はわずかな能力しか持ち合わせていない、しかもその最善を尽くさない。」
「建築とは、ここに示した(材料を真のものとはちがったものにみせること、表面に彩色を施すこと、機械による装飾など)虚偽の手段が避けられている度合いにしたがって、それだけ尊い建築であるということが出来るだろう。」
「一般的な建築や住宅は記念的な建築になって初めて本当に完成したものとなるのだ。」

もちろん、それぞれの時代に応じて建築物の持つ意味も違いますし、いまの時代に応じた合理的な建築を行うべきであるので、ラスキンの言葉がそのまま100%正しいということはもはやありません。しかし、建築が本当に生涯をかけて作るべきものであるという姿勢は学ぶべきではないでしょうか?また、建築が一代かぎりのものであるのでなく、家族の思い出が十分に染み込み、家系の歴史として伝えられるべきであるというラスキンの主張は、もう一度みなおされるべきだると思います。

ジョン・ラスキンの版画 (04年2月末まで版画展を日本でやっていたのですね。)
ジョン・ラスキンのショート解説 by 山形さん 

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[本の紹介]ユーソニアンハウス


「ユーソニアン・ハウス―理想のアメリカ住宅」 フランク・ロイド・ライト スタイル4
 カーラ・リンド著 1996


もう読んでいると舌なめずりをしてしまいそうな、おいしい住宅が載っています。建築に関わる仕事をしている私でも住みたくなるような家です。ライトの家はどうして、こんなに周りの環境とマッチしているのでしょうか?家と自然が、対立しつつ、調和しつつ、とけあいながら家族をつつみこむような感じがします。

ライトの家で不思議なのは、これだけ装飾的でありながら、非常に実質的な機能を内包しているということです。以前、マリン郡の庁舎を訪れたときその斬新なデザインにもかかわらず、きちんと機能的なオフィスが方形にいくつもとられ、30年近くたっても現役の庁舎として十分に使われていることに驚かされました。

残念ながらライトの住宅には、まだ入ったことはありませんが、写真や図面を読んでいく限りかなり機能的に出来ている、家族にフィットするであろうことは想像できます。

この本は、そんな私の「いつかはせめて泊まってみたいライトの家」という夢を一瞬かなえてくれる絵本のような写真集です。

<参照>
「マリン郡の庁舎」by Live In Comfortさん
フランク・ロイド・ライト by Nickeyさん

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建物を建築する流れはどうなっているの?

このサイトの記事を書くのに、改めてネットを回ってみると建築の用語集はすでにかなり存在していることに気付きました。これは、べたで建築用語の解説書いているだけじゃダメだなと思ったので、すこしこれから新しい書き方のスタイルを模索していきます。

さて、建築の流れと言う事に疑問をもっていらっしゃる方は多いと思います。家を建てるまで、事務所を立てるまで、お店の内装をするまで、それぞれ微妙に流れは違います。これから、ひとつひとつ流れの概略を記事にしていきます。

ただ、共通する原理原則として強く感じるのは、信頼できるアドバイザーがいるといないのとでは、結果が大きく違う地ということです。建築というのは、どのひとつをとってもかなり高度の専門知識と経験が必要とされます。自分自身でひとつの見解をもっていないと、まわりの人たちに惑わされてしまうだけです。また、建築というのは建てて終わりということでなく、その後のメンテナンスや、使い方の変化など長い長い時間つきあっていくものです。ですから、学生時代からの友人とか、長い付き合いのある設計者とか、目先の利害を超えてお付き合いできる人がとても大事だと思います。

もうひとつだけいうなら、建築する目的を常に明らかにしていないと惑ってしまうということです。建築というは、大概大きなお金が必要なものですし、一旦始めてしまえばなかなかもとに戻すのが大変です。目的、考え方をまとめ、具体的な設計図におとし、予算を決めて建築する。また、建築したあとの改善なども、最近ではライフサイクルコストというようですが、計画的に行っていく必要があります。これらのプロセスを通して、いったいなんのために建築するのかということがとても大事です。

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サイディングってなに?

サイディングとは、窯業系のものや、鉄板系のものなど、いろいろな種類のものがあります。現代では、新築、リフォームの住宅のかなりの比率でこのサイディングを使っています。いろいろな表面、いろいろな色のものが出ているので、選択のはばはひろく、家の表情を表現できます。

そういえば、そもそもサイディングってどういう意味なのか知らずに使ってきました。

サイディング siding n.(名詞) 加担すること; 【鉄道】 側線; (家屋の)下見板. (デイリーコンサイス英和辞典 三省堂)

じゃあ、下見板ってなにということになるのですが、一般には板張りの外壁をいいます。ただ正確には、よこばりのものだけをいうようですね。

下見板張 : 外壁仕上げに用いられる木製横板張の総称。真壁の外壁の土塗壁を保護するためにその上に張られることが多い。板を縦に張ったものを羽目板張という。→羽目板 (リフォームホームプロ)

<参照>
サイディングってなに?

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タイルって耐久性が高いってほんと?

博物館にいくと千年以上も前の焼き物が展示してあります。焼き物というのは、高い温度で焼くことにより土の中にあったガラス質が表面に出てくるといわれています。そして、土の粘土の表面がガラス質で覆われます。ガラスは、化学の実験にもガラスの試験管が使われるように、酸にもアルカリにも強く割れない限りは大変耐久性が高いものです。

前置きが長くなりましたが、タイルというのは実は焼き物です。きちんと施工されたタイルなら、何十年も何百年ももつといって過言ではありません。汚れることはありますが、ガラス質が割れない限り、表面をあらってやればすぎにきれいになります。

最近では、この汚れについても、光触媒などの新しい技術でよりつきにくくなっています。ハイドロテクトなどという名前で商品化されています。

<参考>
・積水ハイムさんのタイルの耐久性に関する説明

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杭にはどんな種類があるの?

杭には、いろいろな種類があります。事前に電柱のように造っておいて打ち込むものや、現場で作る杭などがあります。認定杭といわれる、特殊な構造計算を許されている杭もあります。どれを採用するにせよ、地盤調査の結果にきちんと適合した杭の構造、杭の長さを満たすことが大事なことです。いずれにせよ、かなり技術もすすみ、以前のようにどたんどたん杭の頭を打つ方式の、騒音がうるさい工法は見なくなりましたね。

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地質調査ってなんのためにやるの?

実は、ちょっとでも建築をかじった人なら、上に建っている部分も大事ですが、地面の下の部分が非常に大事だということを知っています。実は、地面の下の状態で、建物が永続的に建っていられるかどうかが決まるのです。しかし、地面の下は見ることができないので、地質調査を行い、その結果に応じて必要な建物の基礎を作ることが必要です。布基礎ですむ場合もありますし、べた基礎で十分な場合もあります。場合によっては、地盤改良を行ったり、杭を打つ必要もあります。

地質調査には、大きく分けて3つの方法があります。

・ボーリング調査
・スウェーデン式サウンディング
・平板載荷試験

東京地質コンサルタントさんのホームページにこの3つの方法がわかりやすく載っていました。

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打ち放しコンクリートってなにがいいの?

打ち放しのコンクリートとは、コンクリートの外側にタイルとか、吹き付けとかの仕上げを施さない施工方法です。ないせ一発で仕上げなければいけないので、技術がかなり要求されます。

建築家といわれる人はみんな好きです。曰く、コンクリートの重量感と材質感がある。曰く、シンプルで美しい。
多分、もっともっとよさを表現できる人は、いらっしゃると思います。

ただ、問題は、無断熱になりやすいということ、それから技術的にかなり高度なものが要求されるので、生半可な建築会社がトライすると悲劇に終わるということ。

実は、先日ある打ち放しコンクリートの建築物を見せていただきました。しかし、この建物内側も外側も打ち放しの上に補修してあって、模様が手で書いてあるんですね。これでは、なにが打ち放しでよいのかがわかりませんよね。なんのために表面を仕上げなかったのか...ああ。

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柱状改良ってなに?

最近、地盤についてよく聞かれます。柱状改良とは、脆弱な地盤の改良工事で、面でつよくするのでなく、ある程度重さをささえることのできる地層まで柱のように地盤改良をする方法をいいます。一般に住宅を建設するには、12分な耐久力をもっているといえます。

地盤改良には、保険がついているものも多くあります。

<参照>
・サムシングさんホームページ

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4寸柱ってなに?

建築の業界では、いまだに「寸」とか「尺」とかが使われることがあります。一応、図面は基本的にmm単位でかかれているので、1寸が約30mmですので、120mm角の木造の柱を一般に4寸柱といいます。ちなみに、3.5寸柱は105mm角になります。巾は、1.14倍ですが、面積は、(4×4)÷(3.5×3.5)=1.3倍になります。

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建築確認ってなに?

建築基準法で定められた、建築物を立てるときに事前にとるべき「確認」。「許可」ではないのだけれど、結構厳しい罰則がこれをよぶると待っていると信じられています。また、最近では官庁だけでなく民間の事務所でも建築確認がとれるようになりました。

<参考>
・民間で確認がとれる会社の例 日本ERI
「建築確認は何を確認(規制)するの?」

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結露ってどうしておこるの?

窓枠やら、たまに壁のすみやらが、水をかけたようにぬれている現象をみたことがありますか?あれが、結露がひどくなっているところです。

結露とは、一般に、空気中に含められる以上の湿気が壁などに水滴になってくっつくという現象をいいます。空気に含むことの出来る湿気の量は、温度に比例するので、湿気を多く含んだ暖かい空気を、クーラーなどで冷やされた室内にとりこむと、空気が冷えて結露がおこります。ちょうど、結露が生じる温度を「露点」といいます。

つまりは、この「露点」超えることで結露が生じます。温度の差がある物質と物質が接しているときにおきやすいと言うことになります。つまりは、建物の外側と内側をつなぐ、ガラス面、外壁の内側、サッシュ、ドアなどでおきやすいということになります。

<参照>
・「良い建物を建てるためのホームページ」:http://www.skyweb.net/~youichi/q1.html

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地盤改良って恐くない?

地盤改良にもいろいろな種類があります。大雑把にいって、柱状改良と表層改良の2種類があります。

いずれにせよ、最近では保証、保険が義務付けられていて、かなりの金額まで保証されているようです。

<参考>
・地盤改良保険(三友土質エンジニアリング)

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サッシュにはどんな種類があるの?

最近、サッシュの種類が増えました。以前は、木造用と鉄筋、鉄骨造用のオーダーサッシュの2種類くらいだったでしょうか?主に住宅用のサッシュの種類が増えたのは、住宅の高断熱化に伴い、一番熱の損失が大きいサッシュの改善が必要になってきたからです。

・シングルガラスサッシュ:ちょっと前までこれしかなかったです。
・ペアガラスサッシュ:ガラスが二重になっているサッシュです。ガラスの間にフィルムをはさんで紫外線をカットし、防犯性能を高めたものや、ガラスとガラスの間にガスをいれたものなどがあります。
・断熱サッシュ:アルミサッシュの中でも、内側と外側の間にブリッジとよばれるプラスチックなどの熱を伝えにくい材料をかまして、熱を伝えにくくしたサッシュです。よく窓ガラスだけでなく、枠にいっぱい結露がでていたりするのをふせぐためです。
・アルミクラッドサッシュ:基本的には木のサッシュですが、外側をアルミで覆ったサッシュです。断熱性だけでなく見た目もきれいです。ただ、無垢の木を使っているので見た目が必ずしもそろいません。まあ、それが無垢の木のあじなんですけどねぇ。(参照
・内側樹脂サッシュ:カナダや米国などでは、樹脂サッシュというのもあり、かなり人気があります。しかし、日本では防火の問題で建設できる地域とできない地位があります。そこで、アルミクラッドのように外側がアルミで内側が樹脂で木目のものなどがよく使われています。いまの品質が一定でないと気がすまない、日本の嗜好に合っているサッシュですね、きっと。

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しぼり丸太ってなに?

床柱などによくつかわれる、白木の柱です。表面がでこぼこしていてあじがあるのが特徴です。床柱としては、黒檀、紫檀などよりもあかるい現代風の和室にむいています。それに、比較的に安いです。

<参照>
日の出町のしぼり丸太つくり

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珪藻土ってなに?

昔、藻が湖沼のそこに沈殿して、土になったものを珪藻土といいます。もともと植物系統なので、土になってもいっぱいあなが空いていて、湿気や有害物質をとりこむ性能があるといわれています。実際、おしょうゆ工場を見学したとき、最後に塩分を減らすのに珪藻土を使っているのをみました。施工が結構難しく高価だったのですが、最近では、壁にうすくぬるリフォーム用の珪藻土の仕上げ材や、珪藻土をクロスに取り込んで製品など、手軽に珪藻土が使えるようになりました。

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クロスってなに?

まあ、これは文字どうりという世界ですが、壁紙のことです。ちょっと前まで本物の布クロスもありましたし、逆に紙のクロスというのもありました。いまは、ほとんどビニール系統の材料で作られた普及品のクロスが覆いようです。海外から輸入されたクロスも、ホームセンター等で一般に見かけるようになりました。いろいろな種類があるので、家の内装を飾るもっとも一般的な材料だといえます。

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鉄筋コンクリートってなに?

コンクリートは、固いので押す力に強いのですが、もろく、引っ張りの力には簡単にくだけてしまいます。一方、鉄筋とよばれる太い鉄材は、押せば結構簡単にまがってしまいますが、引っ張りに対する力は案外強いです。この2つの異なる材料をうまく組み合わせた建築の構造体を鉄筋コンクリートといいます。

構造計算というのをきちんと行うと、柱や梁のどこにひっぱりの力が要求され、どこに押す力が要求されるかがわかります。そこで、引っ張りの力が必要とされるところには、鉄筋を多く、押す力要求されるところには、コンクリートを厚くするように設計します。

もっと、すばらしいことにコンクリートと鉄筋が完全に一体になると、コンクリートが押す力と鉄筋が押し返す力がちょうど等しくなります。また、意外と知られていない事実ですが、コンクリートと鉄は熱膨張率がいっしょなのです。ですから、さまざまな環境下でもコンクリートから鉄筋が決して抜けない非常に理想的な関係が生まれるのです。

■参照
鉄筋コンクリートについてのブログを表示する.

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鉄骨造ってなに?

一般に言われる鉄骨造には、重量鉄骨と軽量鉄骨があります。この2つの違いは、鉄骨の厚さの違いです。

一般に重量鉄骨は、工場、倉庫、店舗など、柱と柱の間を大きくあけなければならない建築物に使います。これは、ラーメン構造という柱と梁で支えているからです。

これに対して軽量鉄骨造りは、薄い鉄板をC型にまげて垂直方向に強い力を持たせたメンバーを組み合わせて壁を作る方法です。耐力壁といわれる重さを支える壁で支える構造になっています。

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壁構造ってなに?

壁構造とは、壁で支える構造です。

えっ、そんなのあたりまえと思われるかもしれませんが、柱と梁で建物の構造を支えるラーメン構造というのもあります。前回のラーメン構造との比較で考えるとわかり易いかもしれませんが、梁で重さを受け、柱にその重さを伝えるラーメンに対して、壁構造では、壁全体で建物の重さを支えています。

柱と梁とで構造を支えるラーメン構造よりも、壁で支える壁構造の方が直観的には簡単そうですが、実際に構造計算をする専門の方に話を聞くと、壁の解析の方が手間暇かかるのだそうです。ラーメン構造では、柱と梁を完全な剛体と設計しているので、剛接合している柱の梁の部分の力の伝わり方を解析すればよいのですが、壁では壁と壁との接合の部分の力の伝わり方が非常に複雑なのだそうです。

それでも、壁構造の鉄筋コンクリートの建築物は、たとえば阪神淡路大震災でも脆性崩壊することはなかったと言われています。そもそも耐力壁はバランスよく配置せざるを得ませんし、地震時にもラーメン造に比べて力が分散して伝わるので、強いのでしょう。

一般に、木造、重量鉄骨造では、ラーメン構造が多いです。鉄筋コンクリート造では、ラーメン構造も壁構造も半ばするというところでしょうか。4号建物と言われる構造計算が確認上不要の木造建物でも、耐力壁の延長距離はチェックされます。

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ラーメン構造ってなに?

お客様と話していて、「ラーメン」と申し上げますと、よく食べる「ラーメン」と間違われます。建築屋の世界では、ラーメン構造とは、柱と梁で構造をささえることを言います。実は語源としては「ラーメン」とはドイツ語で梁のことをいうそうです。梁というのもよくわからない方のために書くと、梁というのは柱と柱を水平につなげて重さを負担する構造体です。柱と柱の間に、天井が少し出っ張っているところがありますよね?あれが、梁の部分です。

ラーメン構造に対して、よく使われる構法として、壁構造があります。

ラーメン構造の特徴として、建築の自由度が大きい、柱と柱の間を長くとれるなどの利点があります。一方、欠点として、壁に比べて梁や柱の太さが大きくなるため、設計によっては、部屋の内側にでっぱりが出てきてしまうということです。

もう少し専門的な表現でいえば、壁の中にも梁は埋まっています。ラーメン構造といわれていても、耐力壁といわれる構造を支える壁もあります。構造解析の上で、柱と梁が「剛接合」といわれるしっかりと固定されている構造体を、「ラーメン構造」といいます。ますます専門的になりますが、「剛接合」というのは、鉛直方向の力も、水平方向の力も、曲がろうとするモーメントという力もしっかり、部材として固定されている接合方法です。構造計算において想定される最も固定されたつなぎ方だといえます。ちょっと、専門的でしたね。

本気で家を建てる人のためのホームページのラーメン構造の解説

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集成材ってなに?

集成材とは、むくの木を一定の形につなぎあわせて、1本の木のようにした木材をいいます。

住宅の仕事をさせていただいてい、無垢の木ではないから、いやだとおっしゃる方もいらっしゃいますが、構造材としては無垢材の1.3~1.5倍くらいの強度があります。無垢材は、どうしても木裏、木表で繊維のつまりかたが違うので、そってしまいます。集成材は、繊維をかさねあわせているので、そりやまがりが非常に出にくいです。また、本物であるだけに無垢材だとどうしても節が出てしまいますが、集成材だと年輪、木目がそろっています。

それでも、本物がいいという方は、そりや、ふしは木の味だと楽しみにしていただいて、無垢の木の家をお選び下さい。

東集さんの集成材の作り方

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