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構造計算の入門書って?

人間必死になるといろいろ力を発揮するもので、2級建築士の試験以来忘れ果てていた「建築構造」にチャレンジしています。まだ頭の中をQだのMだのZiだの記号が飛び交っていますが、なんとか構造計算書がいいたいことが分かるようになって来ました。

4844534378鉄筋コンクリート建築 構造計算の手引き
増子 浩正
理工学社 1983-01

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これは旧い本ですが良書です。非常に実用的な本でした。おすすめですね。「">その2」もあるようです。今度読んでみます。

構造計算の実務―知っておきたい根拠と常識
構造計算の実務―知っておきたい根拠と常識SE委員会

建築技術 1996-06
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この本も実務家向きの本だといえるでしょう。10年ほど前に出た本ですから、ある程度コンピューターを使うことを前提にしています。意匠関係の方が構造計算、構造設計を再入門するとか、仮定断面を出したりするには非常に使い易いと思います。そうはいっても終局耐力の計算まで解説されていますので、確認申請時の理論武装には使えるのではないでしょうか?

鉄筋コンクリート構造入門
鉄筋コンクリート構造入門西谷 章

鹿島出版会 2001-02
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この本の監修をされている松井源吾先生というのは、確か「構造の早稲田」といわれる早稲田理工学部の黄金期を築かれた方だと聞いています。実は私の父であり、私の会社の前社長の恩師です。敬意をもって本書を読んでおります。

駆け足で紹介しましたが、まだまだ良書はいっぱいありそうです。しかし、ウェブ上での解説が少ないのがこの分野で残念なことです。ひとつだけすばらしいサイトを見つけました。

構造屋さん修行中 by かずぅさん

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