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Google Docsってなに?

最近のブロードバンドを利用したサービスの高度化には目を見張るものがあります。

Google、ワープロ&表計算Webアプリ「Google Docs & Spreadsheets」を公開  @ Internet Watch

この記事からも更に進歩しているように感じます。GWに時間があったので、またかなり前回書評させていただいた「不動産投資の破壊的成功法」からも刺激を受けたので、このグーグルドックスを使って投資収支計画書をスクラッチでゼロから作ってみました。忘れかけていた税金とか、キャッシュフローとかかなり勉強になりました。

公開版賃貸収支予想シート

しかし、よく考え見ればこのままでは見ることしか出来なので、エクセルファイルとしてダウンロードして改めて公開してみました。

「公開版賃貸収支予想シート」ダウンロード open-source-investment-planningu.xls (187.0K)

逆に私が作ったことのある中で最もややこしい収支表もアップしてみましたが、ほぼ問題なくウェブ上で読んだり、操作してりすることができました。技術の進歩はしばらしいです。

誰でも見れるかどうかわかりませんが、Google Docsについてやはり一番詳しいのは、サイト自体のように思います。

Google Docs & Spreadsheets ヘルプ センター

私自身も社内の打ち合わせ用に文書や表計算を「公開」より一歩進んで、「共有」して議論の場として使い始めています。編集の履歴もきちんと残るので、かなり便利です。どなたかがウェブがますます仕事に使われるとプロジェクトに対して誰がどのような貢献をしたかきちんと残るようになるので、評価が明確になると書いていらっしゃいましたが、その第一歩といえるかもしれません。

いろいろな収支のソフトが出回っていますが、やはりゼロから自分で書き直してみると建設あるいは不動産に携わるものとして、実に勉強になります。関係各位におかれましては、この収支計画表がすこしでも参考になり、励みになれば幸いです。

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[書評]不動産投資の破壊的成功法

正直、やられたな、という感じです。出版された2005年内になぜ私はこの本と出会えなかったのでしょう。

44786206951年で10億つくる!不動産投資の破壊的成功法
金森 重樹
ダイヤモンド社 2005-10-28

by G-Tools

この本に出会って本当の意味での大きな純資産を築かれた方がいらっしゃるというのは実にうなづけます。ちなみに、不動産、建設のプロの間では「資産」とは、貸借対照表上の左側の合計にすぎません。投資とは、貸借対照表の「資本」にあたる「資産」から「負債」を引いた「純資産」(自己資本)をいかに増やすかであって、むやみに「資産」を増やすことで張りません。将来に渡って本当に正味ベースの純資産を築く方法がこの本には書いてあります。

はっきり言って自慢ですが、私は十数年前に勤務先をやめた翌月に米国に留学し2年きっかりで帰ってきました。正確に言えば、1993年6月末で当時勤めていた上場不動産開発会社を辞め、7月13日に渡米し、1995年7月17日にMBAの資格を取って帰国しました。専攻は「都市開発と不動産ファイナンス」です。米国に行っている間は夜も昼もなく勉強しました。会計、マーケティング、ファイナンス、事業計画(entrepreneur)、なんでもとにかくよい成績をとれるよう、また積極的に米国人とディスカッションするようにがんばりました。お陰でPhi-Kappa-Phiという成績優秀者のフラタニティーに入れていただき、いくばくかの奨学金を推薦でいただきました。

その私が言います。

私が死ぬほど努力した2年よりも、使える知識、使える技法がこの本には凝縮されています。

金森さんご自身が書いていらっしゃるように、急速に不動産投資利回りが下がってきている現在、本当に一棟ものの不動産マンション投資は難しくなってきています。私も仕事の上でひしひしとそれを感じます。ついつい地を出してしまえば、だからこそいま投資すべきだといいたくなるのですが、本当に慎重に、かつ、波を読んで投資すべきだと私も思います。また、足元で建設業界のインフレーションとしかいえない現象が起こっているのも実にアゲインストです。

だからこそ出版された時でなく、2年も経ってからこの本と出合ったことが悔しいのです。

しかし、それでも連休が明けたら何人かの投資家希望の方にこの本をリアルで紹介している自分がいると思われます。

ただし、この本に書いてあるのは、私が地域の建設会社として主張していることとは正反対のことが書いてあるのも事実です。実に合理的な不動産投資法なので、「勝ち馬にのる」ことこそがが成功法なのです。収益還元法で銀行がお金を貸してくれるエリアにこそ投資すべきだというのは、本当にその通りなのです。しかし、それではますます地域の格差は開いてしまうのでしょう。この自分のふるさとにこそ住んでいたいという人の好きだという気持ちとか、意地などはどこかにおいておかなければなりません。

その矛盾を正直に私は感じています。

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